本当なの?G1表記がJPNに…競馬
国際セリ名簿基準委員会(ICSC)が定めた国際ランクで、日本は「パート1国」へ昇格した。これに伴い、国際レース以外の重賞で「G」を使用できなくなった。
そこで、「G」に変わる表記として「JPN」を使う事に決定し、今年から使われるはずであった。しかし、実際には「JPN」を見ることは無かった。
実際、JPNとGが区別されるようになると次のようになる。
2/18 フェブラリーステークス(G1)
3/25 高松宮記念(G1)
4/8 桜花賞 (JPN1)
4/15 皐月賞 (JPN1)
4/29 天皇賞(春)(G1)
5/6 NHKマイルカップ (JPN1)
5/13 ヴィクトリアマイル (JPN1)
5/20 優駿牝馬(オークス) (JPN1)
5/27 東京優駿(ダービー) (JPN1)
6/3 安田記念 (G1)
6/24 宝塚記念 (G1)
9/30 スプリンターズステークス (G1)
10/14 秋華賞 (JPN1)
10/21 菊花賞 (JPN1)
10/28 天皇賞(秋)(G1)
11/11 エリザベス女王杯(G1)
11/18 マイルチャンピオンシップ (G1)
11/24 ジャパンカップダート(G1)
11/25 ジャパンカップ (G1)
12/2 阪神ジュベナイルフィリーズ (JPN1)
12/9 朝日杯フューチュリティステークス(JPN1)
12/23 有馬記念(G1)
オークス、ダービーが除外されるのは痛いですね。
現在、ファンの混乱を避けるためにこのJPN問題は以下のようになっています。
【現在のJPN問題の対応】
(1)新聞、テレビでは混乱を避けるためG1表記のまま、呼び方も「ジーワン」とする
(2)JRAではシステムの変更に時間がかかるとしてG1表記のまま、呼び方も「ジーワン」とする
(3)JPNと書いて「ジーワン」と読むようにする
(4)金の力でなんとかG1表記が使えるように動いている(未確認)
これにより、JPN表記はごく一部でしか見ることができず、特に(3)の対応は子供じみて閉口するばかりであります。
JRAにはもっと潔い対応をお願いしたいです。